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上層階に住む人は長生きする!?

◆心臓病・肺疾患による死亡率が明らかに低い上層階の住人

スイスのベルン大学の研究チームが発表した調査結果によると、建物の4階以上に住んでいる人はそれより下の階に住んでいる人より心臓病・肺疾患による死亡率が明らかに低いことがわかりました。

心臓病や肺疾患と言った病気は喫煙や食生活、運動といった生活習慣による影響を受けやすいといった特徴があります。
研究チームの推測によると、一般的に建物の上層階は、家賃や購入価格が比較的高額となるため、そこに住む人は経済的に豊かであることが一つの理由としています。豊かであれば健康への配慮が行き届きやすく、本人たちの意識も高くなると言います。

確かにお金があれば、高価なオーガニックの食品も手に入れやすいでしょうし、健康診断も十分に受けられます。フィットネスに通っている人も多いかもしれません。万が一病気になった場合もより高い水準の治療を受けることもできるでしょう。

◆階段を使うから体が丈夫になる!?

ただ、上層階の住人というキーワードには、もう一つの長寿要因があります。研究チームのリーダーも言っていますが、ヨーロッパにはエレベーターなしの建物が多く、上層階の住人達は毎日の生活の中で階段を上り下りする機会が非常に多くなるということです。

「老化は足から」といわれる通り、全身の筋肉の約7割が足に集中していることから、全身の血流を良くするためにも足が丈夫なことはとても大事です。足の筋肉が弱ると転びやすくなり、高齢の場合は特に寝たきりのリスクが高まります。

◆足を鍛えると、全身が元気になります

日本では年を取れば取るほど階段なしの高層階は避けるのが普通だと思います。軟骨がすり減ってひざ関節変形症を患う人が多いことからそれも仕方のないことでしょう。

しかし、若く元気なうちからエレベーターではなく、極力階段を使うようにして足腰を丈夫に保つ努力をしておけば、元気に年を重ねることに役立つのではないかと思われます。

実際に運動をすると筋肉量が増えるだけでなく、骨も丈夫になっていくのです。筋肉と骨はかなりの高齢になってからも強くすることができるといわれています。足を動かすと脳の血流もよくなるので、記憶力もアップするといいます。足を動かすといいことずくめです。
生活していく中で、あらゆるところに階段は存在しています。しかし、近頃は若くてもエレベーターを使う人のほうが多いかもしれません。
あなたも今日から、エレベーターでなく階段を使って手軽に健康づくりをしてみませんか?