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現在世界最高齢、大川ミサヲさんの長生きの秘訣

2013年9月現在、日本国内ではもちろん、世界でも最高年齢の人物として君臨しているのが、大阪市に住む大川ミサヲさんです。1898年(明治31年)3月生まれの115歳。受け答えもしっかりとしており、「まあまあ幸せ」という名言でも知られる彼女の長生きの秘訣は、どのへんにあるのでしょうか?

◆野菜は苦手。サバ寿司とお肉、スイーツが大好きなご長寿

大阪府の呉服屋に生まれた大川さんは、ドイツでワイマール憲法、アメリカで禁酒法が制定された1919年に結婚。東京よりも活気のあった「大大阪時代」を経験し、道頓堀などでショッピングを楽しむのが好きだったという女性です。 現在は大阪市内の特別養護老人ホームに入所しています。

102歳で参加した盆踊りで転倒し、足を骨折する大怪我をしてしまいましたが、それ以外で大きな病気を患った経験は無し。しかも骨折後も、退院してまもなく施設の廊下の手すりにつかまりながら、スクワットをする元気な大川さんを職員が目撃したそうです。

「長寿の秘訣は?」という質問に対しては「美味しい物を食べること」と「ゆっくりと暮らすこと」を挙げています。好きな食べ物はサバ寿司とお肉、そして甘いもの。野菜は少し苦手という点は、なぜか多くのご長寿に共通しているようです。

若いころはハイカラな生活を送っていたらしく、レシピを聞いては中華やビフテキを家で作り、日曜日にはパンとコーヒーが定番だったとか。アイスクリームも手作りしていたそうです。

◆新聞を読み、嫌なことを引きずらない。

そんな大川さんは、33歳の時に夫を心臓病で亡くし、その後女手1つで3人の子どもを育て上げました。またのんびりした性格で、子どもの成績を怒ったり、人の悪口を言ったりしたのを聞いたことがないと、長男の紘史さんは語ります。

またテレビではニュースや国会中継を見るほか、毎日新聞を欠かさずに読むそうです。このあたりは、ぎんさん4姉妹などの多くのご長寿にも共通しており、「世間への関心を失わない」ということが、元気につながっているといえそうです。

現在も体調に波はあるものの、調子のいい時は車いすも自分で動かし、薬も特に飲まず、元気に3食を食べながら過ごしています。肌もきれいで、マスコミに注目されるたびにどんどん外見も若返っているといわれており、職員から褒められるとはにかんだように笑うのだそうです。

施設のスタッフは、「痛いことやつらいことが起きても、くよくよせずにいつも前向き。気持ちの切り替えが上手」と大川さんを評しています。